移動平均線分析
選択した銘柄の各時間足における期間20の移動平均線と乖離率を元にヒートマップで表示しています。直近のトレンドの傾向トレンドの傾向を一目で確認できます。
このツールの見方・使い方
移動平均線分析ヒートマップは、複数の通貨ペア・時間足のトレンドを色で一目で確認できるツールです。FXをはじめての方でも今日から実践できるよう、基本のキから読み解き方、トレード手順まで丁寧に解説します。
1はじめに知っておきたい4つの言葉
このツールを使う前に、たった4つの用語だけ押さえておけば理解がずっと早くなります。
① 移動平均線(MA)
過去の価格を平均してなめらかにつないだ線です。たとえば「20期移動平均線」は直近20本のローソク足の終値の平均をつないだもの。「価格が平均より上にあれば」上昇傾向、「下にあれば」下降傾向と判断する目安になります。
② 時間足(タイムフレーム)
ローソク足1本が表す時間の長さです。5分足は短期の動き、1時間足はより大きな流れを示します。短期と長期を見比べることで、だましのサインを減らせます。
③ 乖離率(かいりりつ)
価格が移動平均線からどれだけ離れているか(%)で表す指標。離れるほど勢いが増し、戻りやすくなります。本ツールはこの乖離率を「色の濃さ」で表現しています。
④ トレンドフォロー
「上がっている時に買い、下がっている時に売る」という、相場の流れに沿ってトレードする最も基本的な戦略です。本ツールはこのトレンドフォローを支援するために作られています。
2このツールで何ができる?
相場の「温度感」を可視化
各銘柄の価格が20期移動平均線からどれだけ離れているかを色で表示。濃い青(強い上昇)・濃い赤(強い下降)と直感的に把握できます。
4つの時間足を同時チェック
5分・15分・30分・1時間の4つの時間足を1画面に集約。短期と中期のトレンドが一致しているかを瞬時に確認できます。
銘柄の高速スクリーニング
通貨ペア・指数・コモディティ・仮想通貨を数秒でスキャン。MT4/MT5でチャートを開く前の事前フィルターとして最適です。
3色の読み方 ─ 9段階のシグナル
各セルは「その銘柄・その時間足における20期移動平均線からの乖離率」を示します。価格が平均から離れるほど色が濃くなり、トレンドの勢いが強いことを意味します。
| 色 | 価格 vs 20MA | シグナルの意味 |
|---|---|---|
| 濃い青 | 大きく上方 | 上昇の勢いが強力—強い上昇トレンド進行中。トレンドフォローの買いエントリーが有効な局面。 |
| 青 | 上方 | 明確な上昇傾向。トレンド継続が見込まれる。 |
| 薄い青 | わずかに上方 | 上昇トレンドの初期、または勢いの弱まり。 |
| 白(中立) | 平均線付近 | 明確なトレンドなし。レンジ相場。様子見が無難。 |
| 薄い赤 | わずかに下方 | 下降トレンドの初期、または勢いの弱まり。 |
| 赤 | 下方 | 明確な下降傾向。トレンド継続が見込まれる。 |
| 濃い赤 | 大きく下方 | 下降の勢いが強力—強い下降トレンド進行中。トレンドフォローの売りエントリーが有効な局面。 |
4覚えておきたい4つのパターン
ヒートマップを縦方向(同じ銘柄の全時間足)に読むことで、典型的なエントリーチャンスを発見できます。
パターン A ─ 強い上昇トレンド
見極め方:4つの時間足すべてが濃い青で揃っている。
意味:短期から中期までトレンドが完全に一致。最も信頼性の高い上昇シグナル。
戦略:押し目を待って買いエントリーパターン B ─ 強い下降トレンド
見極め方:4つの時間足すべてが濃い赤で揃っている。
意味:短期から中期までトレンドが完全に一致。最も信頼性の高い下降シグナル。
戦略:戻りを待って売りエントリーパターン C ─ 押し目買いチャンス
見極め方:30分・1時間足は濃い青なのに、5分足が一時的に赤に変化。
意味:大きな上昇トレンドの中での一時的な調整。押し目買いの好機。
戦略:5分足が青に戻る初動で買いパターン D ─ 戻り売りチャンス
見極め方:30分・1時間足は濃い赤なのに、5分足が一時的に青に変化。
意味:大きな下降トレンドの中での一時的な反発。戻り売りの好機。
戦略:5分足が赤に戻る初動で売り55ステップで完結する日々のワークフロー
このツールは「答え」ではなく、注目すべき銘柄を絞り込むための事前フィルターとして使うのがコツです。以下の流れを毎日のルーティンにしましょう。
6やるべきこと・避けるべきこと
7よくある質問(FAQ)
なぜ「20期」の移動平均線なのですか?
20期は短期トレード分析の事実上の標準で、反応の速さとノイズの少なさのバランスが最も良いとされる設定です。本ツールが扱う4つの時間足では、20期は「直近100分(5分足)/約5時間(15分足)/約10時間(30分足)/約20時間(1時間足)」の価格動向を表しており、デイトレードに必要な短〜中期の流れを的確に捉えられます。
4つの時間足すべてが反対方向の色になっているのはどういう状況ですか?
たとえば「1時間=青・5分=赤」のように上下のトレンドが噛み合わない状態は転換期のサインです。新規エントリーは見送り、相場の方向性が定まるまで様子見をするのが安全策です。
白(中立)ばかりの銘柄は無視していい?
はい、トレンドフォロー戦略では基本的に対象外と考えてOKです。ただしレンジ相場を狙う逆張り派の方にとっては、むしろ好機の銘柄になることもあります。自身の戦略に合わせて銘柄選択してください。
このツールだけで勝てますか?
勝てません。これは銘柄を絞り込むためのスキャナーです。実際のエントリーはローソク足のパターン・サポートレジスタンス・損切り設定など複数の判断材料を組み合わせて行ってください。リスク管理(1トレードあたり口座の1〜2%以内のリスクなど)も必須です。
更新頻度はどのくらい?
ヒートマップはほぼリアルタイムで更新されます。ただし市場が大きく動いた直後は色が急変することもあるため、ページを再読み込みして最新の色を確認するクセをつけましょう。
FX以外(株価指数・仮想通貨)でも使えますか?
はい、使えます。ただし銘柄ごとにボラティリティ・流動性・取引時間の性質が異なるため、同じ「濃い赤」でも意味合いが変わる点に注意してください。慣れるまでは1つのカテゴリ(例:FXメジャー通貨)から始めるのがおすすめです。
8用語集(FX初心者向けミニ辞書)
- 順張り(じゅんばり)
- トレンドと同じ方向にエントリーすること。上昇中なら買い、下降中なら売り。本ツールが想定する基本戦略です。
- 逆張り(ぎゃくばり)
- トレンドと逆方向にエントリーすること。短期的な反発を狙う高度な手法で、初心者には難易度が高いです。
- 押し目(おしめ)
- 上昇トレンド中に一時的に下落した局面。買いを仕込む絶好のポイント。
- 戻り(もどり)
- 下降トレンド中に一時的に上昇した局面。売りを仕込む絶好のポイント。
- ボラティリティ
- 価格変動の大きさ。高いほど値動きが激しく、利益も損失も大きくなります。
- レンジ相場
- 明確な方向性がなく、一定の値幅で価格が上下する状態。本ツールでは「白(中立)」が多くなります。
- 損切り(ロスカット)
- 含み損が一定額に達したら自動でポジションを決済すること。資金を守るためにすべてのトレードで必須です。
- 利確(りかく)
- 含み益のあるポジションを決済して利益を確定すること。事前にルールを決めておくのがコツ。
- マルチタイムフレーム分析
- 複数の時間足を組み合わせて相場を分析する手法。本ツールはこの分析を視覚的に支援します。
- スプレッド
- 買値と売値の差。FX会社のコストであり、エントリーした瞬間に発生する事実上の手数料です。