移動平均線バンド(Titan_Multi_MA_Bands)

移動平均線バンド(Titan_Multi_MA_Bands)

インジケーターの概要

移動平均線の上下に指定した割合のライン(バンド)を表示

移動平均線バンドは、移動平均線の上下に指定した割合離れた水準にライン(バンド)を描画するインジケーターです。

最大で上下5本までラインを描画することができるので、トレンドの発生やトレンドの強弱を探る場面や移動平均線からの乖離率により、相場の過熱感を探る場面等でご活用ください。

移動平均線は4種から選択可能

移動平均線の種類は単純移動平均線(SMA)、指数平滑移動平均線(EMA)、平滑移動平均線(SMMA)、線形加重移動平均線(LWMA)の4種類の移動平均線のうち、お好みの移動平均線を使用することができます。

長期足の移動平均線にも対応

このインジケーターはマルチタイムフレームに対応しているので、チャートの時間足よりも長い時間足の移動平均線を基準に表示できるので、例えば、1時間足のチャートに4時間足の移動平均線とその移動平均線の上下に指定した割合分離れたラインを描画することができます。

【1時間足のチャートに4時間足の移動平均線バンドを表示させた例】 インジケーターの概要

分析方法は自由自在

各ラインの乖離率の設定は銘柄、時間足に合わせて任意の値を設定できます。いろいろな組み合わせを自分なりに試しながら、ベストなものを探してみましょう。

分析方法はトレーダーにより様々ありますが、以下、この移動平均線バンドを使用した分析例をご紹介いたします。

分析例① トレンド発生の兆しをチェック

価格が移動平均線から乖離する動きになると、トレンドに発展する可能性が出てきます。乖離の割合は銘柄や時間足によりますが、どの程度移動平均線から乖離すると、トレンドに発展する傾向があるか等を分析することができます。

【トレンドの発生の兆しを分析した例】 インジケーターの概要

分析例② トレンドの勢いの分析

トレンドが発生した場合に移動平均線からどの程度の乖離を繰り返しているかに注目することでトレンドの勢いを分析することができます。

トレンドの勢いの変化に気づくことができれば、トレンド転換に素早く対応することができます。

【トレンドの勢いを分析した例】 インジケーターの概要

分析例③ 相場の過熱感の分析

移動平均線からの乖離率が大きいと短期的には相場が加熱している可能性があり、値動きが短期的にでも反転する可能性に注意が必要になります。

移動平均線からの乖離率がどの程度まで上昇する傾向があるのかを過去の値動きで分析しながら、将来の値動きの予想に役立てることができます。

【相場の過熱感を分析した例】 インジケーターの概要

※このインジケーターはTitanFXのWindows版のMT5、MT4でのみ動作します。

インジケーター利用規約

以下のすべての項目に同意できる方のみ、このWebサイト(https://research.titanfx.com)内で配布しているインジケーターをご利用いただけます。

  • ① インジケーターおよびインジケーターに関する説明等は信頼できると思われる各種データに基づいて作成されていますが、その正確性、完全性を保証するものではありません。
  • ② インジケーターが表示しているデータ等は、お客様の投資成果を保証するものではありません。また、相場状況や通信環境の影響により、表示内容が異なる場合もあります。
  • ③ インジケーターを使用した投資判断につきましては、自己責任でお願いします。インジケーターの使用により発生した一切の不利益、損害について、当社は一切の責任を負わないものといたします。
  • ④ インジケーターの仕様に関しては、予告なく変更となる場合がございます。変更内容はインジケーターの説明のページ等でご案内させていただきます。
  • ⑤ インジケーターはダウンロードされたお客様のみでご使用ください。インジケーターを第三者に、譲渡、売却することを禁止します。

インジケーターの設定

インプット(MT5の場合)、パラメーターの入力(MT4の場合)タブの設定項目

変数名内容デフォルト
時間足どの時間足の移動平均線を表示するかを指定します。
チャートの時間足の移動平均線を表示する場合は、currentを選択します。
current
期間移動平均線の期間を指定します。20
移動平均線の種類移動平均線の種類を指定します。Simple(SMA)、Exponential(EMA)、Smoothed(SMMA)、Linear weighted(LWMA)から選択できます。Simple
適用価格使用する価格を指定します。Close price
シフト表示位置を左右にずらしたい場合に使用します。プラスの整数を入れると右にシフト、マイナスの整数を入れると左にシフトします。0
バンド1-5各バンドを表示するかを指定します。trueを選択すると表示、falseを選択すると非表示となります。true
バンド1-5の乖離割合(%)各バンドの乖離幅を%で指定します。1.0、 1.5、2.0、2.5、3.0

カラー(MT5の場合)、色の設定(MT4の場合)タブの設定項目

MT5変数名MT4変数名内容
00バンド5の上のラインの色、太さ、種類
11バンド4の上のラインの色、太さ、種類
22バンド3の上のラインの色、太さ、種類
33バンド2の上のラインの色、太さ、種類
44バンド1の上のラインの色、太さ、種類
55移動平均線のラインの色、太さ、種類
66バンド1の下のラインの色、太さ、種類
77バンド2の下のラインの色、太さ、種類
88バンド3の下のラインの色、太さ、種類
99バンド4の下のラインの色、太さ、種類
109バンド5の下のラインの色、太さ、種類