マルチタイムフレームのRSI(Titan_Multi_RSI)
インジケーターの概要
マルチタイムのRSIを表示
マルチタイムフレームのRSIは、チャートの時間足のRSIはもちろん、チャートの時間足よりも長期の時間足のRSIを表示することができるインジケーターです。
長期の時間足における買われ過ぎ、売られ過ぎといった相場の過熱感を分析したり、トレンド転換の前兆の一つである価格とRSIの方向性の逆行(ダイバージェンス)の発生を確認でき、効率的に分析を行うことができます。
【4時間足のチャートに日足のRSIを表示させて相場の過熱感を分析した例】
RSIとは?
RSIとは、Relative Strength Indexの頭文字をとったインジケーターで日本語では相対力指数と翻訳されます。
指定した期間の上昇幅と下落幅の合計に対して、上昇幅がどの程度あったかを示す指標で、一般的には70を超えると買いが加熱、30を下回ると売りが加熱と判断されます。
RSIが70を超えて、買いが加熱していると判断した場合は、保有している買いポジションを決済したり、新規の買いを控える、再度70を割り込むタイミングで売りを仕掛ける等を検討します。
RSIが30を下回る場合は反対に売りが加熱しているので、保有している売りポジションを決済したり、新規の売りを控える、再度30を上抜ける動きとなるタイミングで買いを仕掛ける等を検討することができます。
ただし、強いトレンドが発生した場合は、70以上や30以下の状態が続くこともあるため、過信は禁物です。
【RSIによる分析例】
トレンド転換の兆し? ダイバージェンスの発生に要注目
RSIの注目点の一つにダイバージェンスがあります。
ダイバージェンスとは日本語では逆行現象で、テクニカル分析においては、価格とインジケーターの逆行減少をさします。
たとえば、価格が上昇しているのにRSIが減少傾向にあるような場合です。
このようなときは、上昇の勢いが和らいでおり、上昇がピークアウトする可能性があると判断できます。
反対に価格が下落しているのにRSIが上昇している場合も同様に下落の勢いが和らいでおり、下落がピークアウトする可能性を示していると考えられます。
【ダイバージェンスの例】
※このインジケーターはTitanFXのWindows版のMT5、MT4でのみ動作します。
インジケーター利用規約
以下のすべての項目に同意できる方のみ、このWebサイト(https://research.titanfx.com)内で配布しているインジケーターをご利用いただけます。
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インジケーターの設定
インプット(MT5の場合)、パラメーターの入力(MT4の場合)タブの設定項目
変数名 | 内容 | デフォルト |
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時間足 | どの時間足のRSIを表示するかを指定します。 チャートの時間足のRSIを表示する場合は、currentを選択します。 | current |
期間 | RSIの期間を指定します。 | 14 |
適用価格 | 使用する価格を指定します。 | Close price |
カラー(MT5の場合)、色の設定(MT4の場合)タブの設定項目
MT5変数名 | MT4変数名 | 内容 |
---|---|---|
0(Titan_Multi_RSI) | 0 | RSIのラインの色、太さ、種類 |