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December 11, 2023
8 日のニューヨーク外国為替市場でドル円は反発。終値は 144.95 円と前営業日 NY 終値(144.13 円)と 比べて 82 銭程度のドル高水準だった。11 月米雇用統計は労働需給の引き締まりを示す良好な内容となっ た。米国の早期利下げ観測の後退とともに、米 10 年債利回りが 4.2700%前後まで上昇したことをながめ、 一時 145.21 円まで本日高値を更新。その後は 143.70 円台まで失速する場面も見られるなど神経質に上下 したものの、不安定な値動きが落ち着くと 145.00 円前後まで再び買い戻された。
ユーロドルは反落。終値は 1.0763 ドルと前営業日 NY 終値(1.0794 ドル)と比べて 0.0031 ドル程度の ユーロ安水準だった。米雇用統計の発表直後はドル買いの流れに沿って 1.0724 ドルまで下押しした。も っとも、その後は一時 1.0780 ドル台まで切り返すなど、1.07 ドル台で上下する神経質な動きとなり、一 方的に売りが進む展開にはならなかった。
ユーロ円は 10 営業日ぶりに反発。終値は 156.05 円と前営業日 NY 終値(155.58 円)と比べて 47 銭程 度のユーロ高水準だった。米雇用統計後に 154.80 円台まで弱含んだものの、売りが一巡するとドル円の 上昇につれて円売り・ユーロ買いが進んだ。米国株の上昇も相場の下支えとなり、取引時間の終盤に 156.09 円まで本日高値を更新した。
ドル円は 7 日の植田日銀総裁の発言をきっかけに日銀がマイナス金利解除に動くとの観測が強まり、一 日で高値から一時 5.50 円超の暴落と大相場となり、先週末の米雇用統計後も値が飛ぶなど神経質な動き が続いた。ただ、本日は日米で主な経済指標や注目のイベントは予定されておらず、米雇用統計がドル円 の下支えとなり、日銀の金融政策関連で新たなニュースが出てこなければ、動きはいったん落ち着く可能 性がある。
市場は日銀の金融政策修正に警戒しつつ、目線は 12 日の米 11 月消費者物価指数(CPI)は 12-13 日開 催の米連邦公開市場委員会(FOMC)に向けられ、積極的な取引はいったん手控えられ、日米長期金利の動 向を眺めながら 145 円を挟んでの小動きが見込まれるも、足もとでは下方向への警戒感が根強い。予想を 上回った米 11 月雇用統計を受けて、米連邦準備制度理事会(FRB)による利下げが来年 3 月に始まるとの 観測は幾分後退したが、それでも 5 月利下げの見方は依然として根強い。最近、ヘッジファンドが円の下 落を見込んで大きなポジションを取っていることも明らかになっている。一方で、ドル円の 2 週間物リス クリバーサルは、市場が目先のさらなる円高を予想していることを示している。
<国内>
○08:50 ◇ 10-12 月期法人企業景気予測調査
○08:50 ◇ 11 月マネーストック M2
<海外>
○16:00 ◇ 10 月トルコ経常収支(予想:7.5 億ドルの黒字)
○16:00 ◇ 10 月トルコ失業率
○16:00 ◇ 10 月トルコ鉱工業生産
○16:00 ◎ 11 月ノルウェー消費者物価指数(CPI、予想:前月比 0.7%/前年比 4.9%)
○12 日 01:30 ◎ 米財務省、3 年債入札
○12 日 03:00 ◎ 米財務省、10 年債入札
※「予想」は特に記載のない限り市場予想平均を表す。▲はマイナス。
※重要度、高は☆、中は◎、低◇とする。
※指標などの発表予定・時刻は予告なく変更になる場合がありますので、ご了承ください。
特になし
※時間は日本時間
下影陽線引け。再び下値を試す動きとなり、一時 142.50
円まで下落した。しかし前日 7 日に割り込んだ 200 日移動平
均線を下抜けることなく反発している。
200 日線は本日 142.39 円付近で緩やかに上昇中。相場の強
弱を判断する上での分岐点となる同線を上回る水準を維持
して、底堅く推移できるか見定める局面となる。
レジスタンス 1 145.73(11/22-12/7 下落幅の半値戻し)
前日終値 144.95
サポート 1 144.17(12/8 レンジ 61.8%水準)
サポート 2 143.23(ピボット・サポート 1)

下影陰線引け。一時 1.0724 ドルと、11 月 14 日以来の安値
を更新する動きとなった。1.07 ドル前半で低下中の 90 日移
動平均線を割り込んだものの下げ渋り、1.0763 ドルで週の取
引を終えている。底堅さを示す長めのひげをともなう足型を
形成した。上昇傾向の一目均衡表・基準線 1.0837 ドルに沿
うような戻りも期待できるが、低下が予想される一目・転換
線 1.0871 ドルが抵抗になりそうな状態に変化はない。本日
1.0734ドル前後へ低下した 90日線を追う展開が予想される。
レジスタンス 1 1.0818(12/7 高値)
前日終値 1.0763
サポート 1 1.0697(日足一目均衡表・雲の上限)

下影小陽線引け。179.56 円まで再び下振れた。しかし前日
7 日の安値 178.67 円を下抜けることなく反発し、小さいなが
ら陽線を形成して取引を終えている。底堅い推移を期待した
いところだが、一目均衡表・雲の下限 182.12 円付近では相
応な売り圧力にさらされそう。低下が続く見込みの一目・転
換線 183.12 円の売り圧力が今後強まってくることも想定できる。
レジスタンス 1 182.49(11/24-12/7 下落幅の 32.9%戻し)
前日終値 181.91
サポート 1 181.09(12/8 レンジ 61.8%水準)

下影小陰線引け。一目均衡表・雲(上限 88.32 円・下限 88.18
円)や、88.30 円付近で上昇中の 90 日移動平均線を下抜ける
動きが先行した。87.97 円を下値に前述のテクニカル指標を
上回る水準へ反発している。底堅い推移を期待したいが、雲
が薄いためサポートの強さが感じにくい。不安定な動意が続きそうだ。
レジスタンス 1 89.19(11/20 安値)
前日終値 88.74
サポート 1 87.97(12/8 安値)

