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August 2, 2024
◆円、日銀総裁のタカ派転換で追加利上げ観測高まる
◆ドル、FRB 議長が 9 月利下げに言及
◆ユーロ、米金利低下支えもリスクオフに注意
ドル円 145.00-151.50 円
ユーロドル 1.0650-1.1000 ドル
ドル円は、日米金融政策の方向性の違いから上値の重い展開が想定される。日銀は 7 月 30-31 日の金融政策決定会合で政策金利を 0.25%に引き上げることを決定。2025 年度末までの長期国債 買い入れの減額計画も発表した。事前に複数のメディアから報じられていたため、この決定自体 は想定の範囲内だったが、サプライズだったのは植田日銀総裁の会見での発言だ。総裁は今後の 金利見通しについて「経済・物価見通しが実現していけば、引き続き政策金利を引き上げる」と 追加利上げの可能性に言及。また、バブル崩壊以降、過去 30 年に渡って政策金利が 0.5%を超え ていないことから同水準は「金利の壁」と言われていることに関して、「特に意識していない」と 言い切り、「政策金利はまだしばらくは中立金利(1.0%)より低い水準」とも発言した。 日銀総裁が想定よりもタカ派寄りの姿勢を示したため、為替市場では円高が急速に進むなど、 早期利上げ期待が急速に高まっている。日銀総裁の豹変は「円安に悩む政府からの圧力が背景」 との指摘もあり、本心は定かではないが、市場に与えたショックは非常に大きく、簡単には覆す ことはできないだろう。
また、米連邦公開市場委員会(FOMC)では予想通り政策金利が据え置かれたが、パウエル米連 邦準備理事会(FRB)議長が「9 月 FOMC で利下げが選択肢になる可能性ある」と利下げ時期に言 及した。「経済の展開の仕方次第」としたが、1 日に発表された 7 月米 ISM 製造業景況指数が 8 カ 月ぶりの低水準を記録したことで、一段の利下げ観測が高まっている。9 月会合までには期間が あり、「現時点で判断するのは時期尚早」との声も出ているが、来週予定されている米重要指標は 週明け 5 日の 7 月 ISM 非製造業指数のみの為、市場の思惑を覆すには材料に乏しく、米利下げ期 待を背景としたドル売りが継続しそうだ。 ユーロドルは米利下げ観測から下値は堅そうだ。ただ、米景気先行きに関する不透明感や日銀 の突然すぎる政策転換で日米株価指数が総崩れとなっており、金融市場ではリスクオフムードが 高まっている。来週もこの流れが継続するようなら、ユーロの上値は限られそうだ。
ドル円は週前半には一時 155.22 円まで上昇したが、日銀の利上げ検討報道が複数のメディアか ら伝わると一転して売りが優勢となった。利上げ決定後の定例記者会見で植田日銀総裁が追加利 上げの可能性に言及すると売りが加速。FRB 議長が 9 月利下げに言及したことから、さらに下値 を模索する動きとなると一時 148.51 円と 3 月 15 日以来の安値まで売り込まれた。 ユーロドルは上値が重かった。米利下げ観測の高まりによる米金利低下が支えとなるも、日米 を中心に株価が大きく下落すると売りが優勢となり 1.0778 ドルまで下押しした。(了)
August 2, 2024
◆豪ドル、RBA の金融政策に注目
◆NZ ドル、翌週に金融政策の発表控え動きづらい
◆ZAR、市場は SARB の 9 月利下げをほぼ織り込む
豪ドル円 95.00-100.00 円
南ア・ランド円 7.90-8.50 円
豪ドルは神経質な展開となりそうだ。来週は 5-6 日に豪準備銀行(RBA)の金融政策理事会が予 定されており、市場の注目を集める。今週公表された 6 月消費者物価指数(CPI)は前年比 3.8% の上昇となり、前月の 4.0%から伸びが鈍化。4-6 月期 CPI は前年同期比 3.8%上昇と 1-3 月期 (3.6%)から加速した一方、RBA が重視しているとされるトリム平均は前期からの鈍化が確認さ れた。
こうしたインフレ指標を受けて今回も RBA は利上げを見送るとの予想が大勢を占めており、市 場予想も 4.35%での据え置きとなっている。ポイントは声明文でタカ派姿勢を維持するかどうか。 前回の声明では「最近のデータはインフレの上振れリスクに対する警戒感を改めて示している」 として、利上げを議論したことを明らかにしていた。今月の声明文でもタカ派的な姿勢が維持さ れれば、豪州の金利先高観が相場を下支えすることになりそうだ。 また、円・ドル相場の動向にも引き続き注意が必要となる。今週は日米で金融政策決定会合が 開催され、日銀が利上げ決定と追加利上げ方針を明らかにしたほか、米国ではパウエル米連邦準 備理事会(FRB)議長が 9 月に利下げを実施する可能性を示唆した。金融政策の方向性から鑑みる と豪ドルは対ドルで買い方向、対円では売り方向へと進む可能性がある。日米金融イベントを通 過した後も値幅を伴った動きが続いているため、しばらくは荒い値動きとなる可能性に警戒して おきたい。
隣国の NZ では 7 日に 4-6 月期の雇用統計が発表される。指標結果を受けて NZ ドルが動意づく ことも予想されるが、翌週の 14 日には NZ 準備銀行(RBNZ)の金融政策公表が控えているため、 徐々に手控えムードが広がりそうだ。 南アフリカ・ランド(ZAR)は対円を中心に伸び悩む動きとなるだろう。南アフリカでは 7 月に 公表された 6 月 CPI でインフレが落ち着きつつあることを確認し、市場は南アフリカ準備銀行 (SARB)の 9 月利下げをほぼ織り込んだ状況となっている。対ドルでは金融政策の方向性が同じ であることから相場も動きづらくなるが、対円では日銀の利上げ観測が ZAR 相場の上値を抑える ことになりそうだ。なお、来週は南アフリカから特段の経済指標などは予定されていないが、9 日は女性の日の祝日で休場となる。
豪ドルは対円を中心に売り優勢で推移。日銀が利上げを決定し、植田日銀総裁が追加利上げの 可能性を示唆すると、全般に円買いが加速した流れに沿って豪ドルも 2 月以来の安値まで売りに 押された。豪 CPI でインフレ加速の兆候が収まったことも相場の重しとなった。ZAR も日銀の金 融政策を受けて対円で売りが強まり、4 月下旬以来の安値を更新した。(了)
August 2, 2024
◆ポンド、英中銀利下げも意見分かれる、不安定な動き続きそう
◆加ドル、7 月雇用統計に注目
◆対円は、日銀総裁のタカ派的見解の影響を見極め
ポンド円 187.00-194.00 円
加ドル円 105.00-110.00 円
ポンドは不安定な動きが続きそうだ。英中銀(BOE)は 1 日に金融政策委員会(MPC)の結果を 公表し、政策金利を 5.25%から 5.00%に引き下げた。利下げは 2020 年 3 月以来、4 年 5 カ月ぶ りとなる。直前に一部通信社が実施したアナリスト調査では、据え置きと引き下げが拮抗してい たが、MPC 委員 9 名による投票は予想通り僅差となり、0.25%利下げ 5 票に対して据え置き 4 票 となった。インフレ圧力の緩和度合いについて意見が分かれたもよう。なお、7 月半ばに発表さ れた 6 月英消費者物価指数(CPI)は前年比 2.0%だった。
MPC 投票の内容を確認すると、ベイリーBOE 総裁の利下げ提案に不賛成の 4 名は、グリーン、ハ スケル、マン、ピル委員の 4 名。その中でも、英中銀チーフエコノミストでもあるピル MPC 委員 が据え置きを依然として主張したことは気になるところ。先の講演でサービス価格の高止まりを 指摘しており、それが鈍化してこない限り、ピル氏は緩和に慎重な姿勢を示し続けそうだ。 英中銀 MPC による利下げ決定は僅差だったこともあり、声明では金利の落着きどころや、そこ に届くまでのスピードについて具体的なガイダンスは示されなかった。また議事要旨では、今回 の利下げ決定を「微妙なバランス」と表現。前回の利下げ見送り時と同じ表現となった。今後、 ベイリーBOE 総裁は、英 MPC 内の意見をまとめるのに相応の労力を必要とするだろう。そういっ た中で、ポンドの方向感はかなり掴みづらいかもしれない。
カナダからは、複数の経済指標が発表されるが、最も注目されるのは 9 日発表の 7 月雇用統計 だろう。前回 6 月データでは失業率が 6.4%と 2 年 5 カ月ぶりの高水準まで悪化した。カナダで は人口が急増しているものの、十分な雇用が確保できない状況が続いている。特に若年層の失業 率が高水準に達したことが懸念され、足もとのカナダ経済の低調な現状から、カナダが景気後退 に向かっている可能性があるとの指摘も出てきた。6 月に続く弱めの雇用データとなれば、加金 利先安観が更に強まり、加ドルにとっては重しとなりそうだ。 ポンド、加ドルともに対円では、日銀会合の前後に進んだ円高の流れがどの程度まで続くかを 見極めることになる。利上げを決定した後の植田日銀総裁の定例記者会見では、想定以上のタカ 派的発言が相次いだことが円買いを促している。
ポンド円は週前半の 199 円半ばを戻り高値に 189 円半ばまで大幅に下落した。加ドル円も 112 円台を回復したところから 107 円前半まで売りが進んだ。外貨売り円買いのきっかけは、日銀会 合を控えるなかでの金融正常化観測の強まり。会合後に一旦は下げ渋るも、植田日銀総裁の会見 を受けて、再び円高の流れが進んだ。 ポンドドルは 1.28 ドル台での推移が続いたが、英中銀利下げ決定を受けて 1.27 ドル前半まで 下値を広げた。加ドルは対ドルで 1.38 加ドル後半まで加ドル安が進行した。(了)