想定損失額、損切り水準から注文数量を自動調整して成行注文できるツール
インジケーターの概要
このツールは１回のトレードの損失許容額を設定した上で、そのトレードにおける損切り水準を指定すると、損失が想定損失額におさまる最大のポジション量を算出し、成行注文を発注することができるツールです。
このツールは通常のインジケーターではなく、注文を発注することができるEA型のプログラムです。インストール方法や使用方法にご注意ください。詳細は下記の「ツールの設定」、やEAの設定方法のページをご確認の上、ご使用願います。想定損失額の設定方法は２種類
想定損失額の設定方法は、２種類ご用意しています。
一方は、口座残高に対する割合で指定する方法です。
例えば、5％と指定すると、口座残高が100万円のときであれば、5％の5万円を損失許容額とします。
もう一方は、具体的な金額を指定する方法です。20000と指定すると、2万円（通貨は口座の通貨となります。）を損失許容額とします。
想定損失額の設定は、ツール起動時の設定画面で行います。詳しい設定方法は下記の「ツールの設定」の部分をご確認ください。
損切り水準の指定方法
損切り水準は価格、またはチャート上のラインで指定することができます。
価格で指定する場合は、ツールを起動すると表示されるパネル内の「SL」の部分に損切り注文を設定したい水準を入力します。
チャート上のラインで指定する場合は、ツール起動後に表示される「SL」と付記されているラインを損切り注文を発注したい水準に移動します。（通常の水平線と同様に移動することができます。）
損切り注文の水準を指定すると、許容損失額におさまる最大のポジション数が算出され、「Lots」の部分に表示されます。
※表示している「SL」の中に入力されている値がチャート表示部分の外の場合、ラインが表示されません。表示したい場合は「SL」内にチャート内の水準をご入力いただくと表示されます。
【損切り注文の指定方法】
利益確定水準の指定も可能
パネルの「TP」の横のチェックボックスにチェックを入れると、利益確定注文を発注することができます。
利益確定注文の水準の指定方法は損切り注文と同様に価格、またはラインで指定できます。
価格で指定する場合は、「TP」の右に価格を入力し、指定します。
チャート上で指定する場合は、チェックを入れるとチャート上に表示される「TP」と付記されているラインを利益確定を行いたい水準まで移動して指定します。
※表示している「TP」の中に入力されている値がチャート表示部分の外の場合、ラインが表示されません。表示したい場合は「TP」内にチャート内の水準をご入力いただくと表示されます。
【利益確定注文の指定方法】
リスクリワード比率をチェック可能
損切り注文と利益確定注文の水準が入力されると、その値から計算されたリスクリワード比率が表示されます。
この値を注文前に確認すると、「この注文は本当に必要か」の判断材料とすることができ、無駄なトレード回避に役立ちます。
【リスクリワード比率を確認する方法】
パネルの移動方法
パネルは任意の位置に移動することができます。
移動するときは、パネルの左上の二重丸の部分をダブルクリックで選択し、表示される左上の小さな四角の部分をドラッグすると、任意の位置に移動できます。
【パネルの移動方法】
※このインジケーターはTitanFXのWindows版のMT5、MT4でのみ動作します。
インジケーター利用規約
以下のすべての項目に同意できる方のみ、このWebサイト(https://research.titanfx.com)内で配布しているインジケーターをご利用いただけます。
- ① インジケーターおよびインジケーターに関する説明等は信頼できると思われる各種データに基づいて作成されていますが、その正確性、完全性を保証するものではありません。
- ② インジケーターが表示しているデータ等は、お客様の投資成果を保証するものではありません。また、相場状況や通信環境の影響により、表示内容が異なる場合もあります。
- ③ インジケーターを使用した投資判断につきましては、自己責任でお願いします。インジケーターの使用により発生した一切の不利益、損害について、当社は一切の責任を負わないものといたします。
- ④ インジケーターの仕様に関しては、予告なく変更となる場合がございます。変更内容はインジケーターの説明のページ等でご案内させていただきます。
- ⑤ インジケーターはダウンロードされたお客様のみでご使用ください。インジケーターを第三者に、譲渡、売却することを禁止します。
ツールの設定
ツールのインストール、MT4/MT5の設定について
このツールは注文を発注するため、インジケーター型ではなく、エキスパートアドバイザ（EA）型のプログラムとなります。
インストールの方法はEAのインストール方法と同様の方法で行います。
また、エキスパートアドバイザ（EA）型のプログラムなので、使用するときは、事前にMT4またはMT5の設定で自動売買をできる状態にしておく必要があります。
EAのインストール、設定方法についてはこちらをご覧ください。
インプット（MT5の場合）、パラメーターの入力（MT4の場合）タブの設定項目
| 変数名 | 内容 | デフォルト |
|---|---|---|
| 許容損失（種類） | 許容損失額を計算する方法を選択します。割合（％）を選択すると、口座残高に対する％で指定し、金額を選択すると、金額で指定します。 | 割合（％） |
| 許容損失（値） | 上の「許容損失（種類）」で「割合（％）」を選択した場合は、ここで入力した値％に口座残高を掛けた値を許容損失額とします。「金額」を選択した場合は、入力した値の金額を許容損失額とします。 | 5 |
| ラインの色 | チャート上で損切り水準、利益確定水準を指定するためのラインの色を指定します。 | 赤 |
| ラインの種類 | チャート上で損切り水準、利益確定水準を指定するためのラインの種類を指定します。 | Dash |
カラー（MT5の場合）、色の設定（MT4の場合）タブの設定項目
このツールでは使用しません。