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中東再緊迫で原油高・米株安、ドル円159円台 G20開幕へ

2026-09-01 01:00 日本時間時点

本日のポイント

  • 中東情勢が再び緊迫化。トランプ大統領が追加攻撃を示唆したと伝えられ、タンカーが機雷に接触したとの観測も報じられる中、WTI原油は前日比+2.61%の85.58ドルまで上昇
  • 米国株はNY場中で続落。ダウ平均は寄り付きで一時300ドル超下落し、0時台も342ドル安で推移。ナスダックもマイナス圏で推移
  • 米10年債利回りは4.760%(+4.0bp)まで上昇し4.75%を上回る。原油高が利上げ観測を後押し
  • ドル円は159.73円で前日比-0.19%とやや上値が重い。ベッセント米財務長官は日本政府・日銀による円高につながる行動に期待を表明
  • G20財務相・中央銀行総裁会議が開幕。日米財務相会談が焦点となる

マーケットスナップショット

指標水準前日比
ドル円159.73-0.19%
ユーロドル1.1620+0.28%
日経平均(終値)66,312-0.14%
ハンセン指数(終値)25,567-0.07%
ダウ先物53,264-0.60%
S&P500先物7,687.25-0.45%
ナスダック100先物29,416-0.26%
NY金先物4,480.90-1.08%
WTI原油85.58+2.61%
ビットコイン78,546+1.09%
米10年債利回り4.760%+4.0bp

外国為替市場 — 上値重く一進一退

ドル円は159.73円、前日比-0.19%で推移し、前日高値160.05円からは上値を切り下げる形となっている。ベッセント米財務長官はG20を前に「日本と日銀は円高につながるような措置を講じるだろう」と述べ、円買い方向の対応に期待をにじませたが、市場では日米協調介入の実効性への懐疑も根強く、上値・下値ともに切れ味を欠く展開が続く。ユーロドルは1.1620、前日比+0.28%で、前日高値1.1656・安値1.1596のレンジ内でのもみ合いにとどまる。米長期金利の上昇と中東発の原油高がドル買い・リスク回避の綱引き材料となる中、方向感は出にくい。ドル円は上値の重さを引き継ぎ、NYの引けにかけては159.30円処の前日安値も試される展開に警戒したい。

株式市場 — NY場中は続落、日経は反落

米国株はNY場中で軟調な地合いが続いている。ダウ平均は寄り付きで一時300ドル超下落した後も0時台には342ドル安で推移し、ナスダックもマイナス圏で終始している。中東情勢の再緊迫を受けた原油高がインフレ長期化観測とともに金利先高観を強め、株式の重石となっている。日経平均は前日終値66,312円(-0.14%)で取引を終えており、日経平均先物は1日0時時点で330円安の66,120円と、NY株安を映して軟調な滑り出しを示唆する。ハンセン指数も25,567円(-0.07%)とわずかに軟化して引けた。NYの引けにかけて米株安が続けば、東京寄り前にはリスク回避の売りが優勢となりやすい。

マクロ経済 — G20開幕、タカ派発言に警戒

G20財務相・中央銀行総裁会議が開幕し、日米財務相会談が焦点となる中、ベッセント財務長官はG20を前に「植田総裁は正しいことをする」と述べ、日本側の対応に期待を示した。FRBのウォーシュ議長はジャクソンホール会合で、2%のインフレ目標は不変としつつ「金融引き締め的と表現は難しい」と述べ、利上げの可能性を排除しない考えをにじませた。原油高による利上げ観測の高まりも重なり、米長期金利は4.760%(+4.0bp)まで上昇している。アジア序盤はG20での要人発言待ちのムードが強まりやすい。

コモディティ — 原油急伸、金は上値重い

WTI原油は85.58ドル、前日比+2.61%の大幅高。中東情勢の再緊迫を受け、ブレント原油も一時91ドル台半ばまで買われたと報じられた。一方でNY金先物は4,480.90ドル、前日比-1.08%まで反落し、前日安値4,451.80ドルに接近しており、米長期金利の上昇が重しとなっている。NYの引けにかけては、原油高と金利上昇のせめぎ合いでコモディティ全般の値動きが荒くなりやすい。

国際情勢 — 中東再緊迫でリスク回避

中東情勢が再び緊迫化している。トランプ大統領はイランへの追加攻撃を示唆したと伝えられ、タンカーが機雷に接触したとの観測も報じられた。米国はイラン制裁の一環としてエジプトの銀行とのドル取引を遮断する方針を示すなど圧力を強めているが、対イランの「経済的猛攻撃」は中国の存在もあって早くも限界に直面しているとの指摘もある。こうした中東発のリスクは原油高・米金利上昇を通じてドル円や株式市場にも波及しており、地政学リスクが薄れない限り神経質な地合いが続きそうだ。アジア序盤は中東関連の続報に振らされやすく、原油・金利動向を通じたドル円・株式への波及に注意したい。

今後の注目イベント

日時(日本時間)国/地域イベント注目点
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