中央銀行の動向
主要中央銀行(FRB・ECB・日銀・BOE・RBA)の金融政策決定会合をフォロー。会合ごとに「決定内容」「次回会合への展望」「市場への影響」をまとめ、開催のたびに更新します。最新の記事は一番上に追加されます。
19件の記事
日銀、1.25%へ利上げ — 31年ぶりの高さ
日銀は政策金利を0.25%引き上げ1.25%程度とした(7対2、9月24日適用)。1995年以来の高さで、6月に続く3か月ぶりの利上げ。反対した浅田・佐藤の両委員は据え置きを主張した。植田総裁は「政策の局面は変化した」と発言。次回は10月29〜30日。
BOE、6会合連続の据え置き — QTは2034年に完了へ
イングランド銀行は政策金利を3.75%に据え置いた(6対3)。反対3名は4.00%への利上げを主張。8月CPIは3.1%で、年末に約3¾%、2027年初に4%超へ。あわせて保有国債を2034年末までにゼロにする多年度計画を全会一致で決定した。次回は11月5日。
FRB、利上げに転換 — 2023年以来初の引き上げ
FRBは政策金利を0.25%引き上げ、3.75〜4.00%とした(12対0の全会一致)。利上げは2023年以来。8月CPIは3.4%と高止まりし、ドットプロットは年内もう一段の利上げも示唆した。次回は10月27〜28日。
ECB、再び利上げ — 物価3.3%に対抗
ECBは3つの主要金利を+0.25%引き上げた(預金2.50%)。6月に続く2会合ぶりの利上げ。8月のHICPはエネルギー高で+3.3%と約3年ぶり高水準に。ラガルド総裁は利上げを「論外=迷う余地なし」と表現。次回は10月29日。
RBA、4.35%で連続据え置き — 利上げの扉は残す
豪州準備銀行は政策金利を4.35%に据え置いた(全員一致)。6月に続く2会合連続の据え置き。6月四半期CPIは3.8%、基調のトリム平均は3.6%となお高く、声明は上振れリスクが顕在化すれば追加利上げも辞さないと明言。次回は9月28〜29日。
日銀、1.0%で据え置き。ただし追加利上げに含み。
日銀は7月31日、政策金利を1.0%で据え置いた(採決8対1)。6月の31年ぶり利上げからの一服だが、展望レポートは物価が2026年度後半に2%を明確に上回ると予想。約40年ぶりの円安のなか、追加利上げへの含みを残した。