Titan FX(タイタンFX)

金・銀・プラチナ・パラジウムの世界生産量と価格

金・銀・プラチナ・パラジウムの世界生産量と価格

米国地質調査所(USGS)が毎年公表する国別の鉱山生産量と、Titan FX の価格(日足)を1つの画面にまとめました。どの国が供給を握っているのか、生産の増減と価格の動きを比べて確認できます。

生産量の最新年2025年(推計)次回のUSGS公表2027年1月下旬〜2月上旬(予定)価格の最新日2026年9月29日(取引中)

4つの貴金属の今

タイルかすぐ下のボタンで金属を選ぶと、その金属のグラフと表に切り替わります
表示中の金属
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金のポイント
  • 金の2025年(推計)の世界生産量は 3,300トン(前年比 +0.6%、2018年比 ±0.0%)。
  • 上位3か国(中国・ロシア・オーストラリア)で世界の 29% を占めます。
  • 前年から最も増えたのは中国(+3トン)、最も減ったのはオーストラリア(−4トン)。
  • 価格(XAUUSD)は 9/29 時点で 4,154.58ドル、1年前比 +8.4%(2025年の平均は 3,444.47ドル)。

金の生産量と価格の推移

生産量と価格の動きを、同じ時間軸で比べます

生産量と価格はどれだけ変わったか

最初の年を100として、世界の生産量と年平均価格の変化を比べます(単位の違う2つを同じ物差しで見るため)。価格データが1年分そろわない年は、年平均を出していません。

世界の生産量年平均価格

金はどの国で生産されているか

金・USGS の国別データ

国別の生産量とシェア

年を切り替えると、その年の順位になります。USGS の表に個別に載らない国は「その他」に含まれます。

国別生産量の推移(データ表)

金・単位:トン

← 左右にスクロールすると過去の年を見られます(最新年から表示しています)

国20182019202020212022202320242025e2025年シェア前年比
中国40138036532937237537738011.5%+0.8%
ロシア3113053053203103133103109.4%±0.0%
オーストラリア3153253283153142962842808.5%−1.4%
カナダ1831751702232061982002006.1%±0.0%
米国2262001931871731701631604.8%−1.8%
ガーナ12714212588881261491504.5%+0.7%
メキシコ1171111021201201271401404.2%±0.0%
カザフスタン100107631161151331301303.9%±0.0%
ウズベキスタン104931011001041201291303.9%+0.8%
ペルー1431288797971001081103.3%+1.9%
その他1,2731,3351,1881,1971,1601,2921,2861,26038.2%−2.0%
世界合計(USGS)3,3003,3003,0303,0903,0603,2503,2803,300100%+0.6%
単位:トン。e=推計値(USGS の最新版での見込み)。— はその年の USGS の表に個別に載っていない(「その他」に含まれる)ことを示します。世界合計は USGS の丸め値のため、各行の足し上げと一致しないことがあります。シェアは世界合計に対する割合です。なお、USGS の実績値にも一部の国は推計が含まれます。また、年によって表に個別に載る国が変わるため、「その他」の増減には表の構成の変化も含まれます。上位10か国以外(11位以下と、USGS の表で「その他」とされた国)は「その他」にまとめています。

はじめての方へ:貴金属の「生産量」の見方

数字の意味と、価格と並べて見るときのポイント

貴金属の「生産量」とは?

その年に、鉱山から新しく掘り出された量のことです。金・銀・プラチナ・パラジウムは掘り出せる量が限られた資源で、米国地質調査所(USGS)が各国政府や企業の報告をもとに、国別の生産量を毎年まとめています。生産が伸び悩む中で需要が増えれば需給は引き締まりやすく、特定の国に生産が偏っていれば、その国の事情が供給全体に響きやすくなります。

公表:毎年1月下旬〜2月上旬(USGS)単位:トン最新年は推計値

市場に出回る量の内訳

鉱山生産(このページ)
その年に新しく掘り出された量。鉱山の開発には10年以上かかり、すぐには増えません。
+
リサイクル
宝飾品・電子部品・触媒などから回収される量。価格が高いほど増え、金では供給の約4分の1。
=
市場への供給
この合計が、宝飾・投資・工業・中央銀行の需要と釣り合うかで、需給が決まります。

リサイクルや需要の内訳は、ワールド・ゴールド・カウンシル(金)やシルバー・インスティテュート(銀)が公表しています。

4つの金属の横顔

金

XAU
主な使い道
  • 宝飾品
  • 投資(地金・ETF)
  • 中央銀行
上位2か国のシェア
中国 12%ロシア 9%
ここがポイント

生産国が分散。偏りは4金属で最も小さい

銀

XAG
主な使い道
  • 太陽光パネル
  • 電子部品
  • 宝飾・銀器
  • 投資
上位2か国のシェア
メキシコ 24%ペルー 14%
ここがポイント

多くが銅・鉛・亜鉛などの「副産物」。銀の値段だけでは増減しにくい

プラチナ(白金)

XPT
主な使い道
  • ディーゼル車の触媒
  • 宝飾品
  • 化学・ガラス
  • 燃料電池
上位2か国のシェア
南アフリカ 71%ロシア 12%
ここがポイント

南アフリカに集中。電力不足や操業トラブルが響きやすい

パラジウム

XPD
主な使い道
  • ガソリン車の触媒
上位2か国のシェア
ロシア 44%南アフリカ 37%
ここがポイント

需要の大半がガソリン車の触媒で、EV化が焦点。産出はロシアと南アフリカに集中

※ シェアは USGS の2025年(推計)の値(世界の鉱山生産量に占める割合)です。

グラフを読む3つのステップ

STEP 1
世界の生産量の流れを見る

棒の高さで、増えているか・減っているかを確認します。最新年は推計値です。

「生産量と価格の推移」を見る ↑
STEP 2
生産の偏りを見る

上位の国が何割を占めるか。偏るほど、その国の事情が供給に響きます。

「国別の生産量とシェア」を見る ↑
STEP 3
価格と並べて見る

生産は横ばいなのに価格が大きく動いたら、主な理由は需要側(投資や金融の要因を含む)にあると考えられます。

「どれだけ変わったか」を見る ↑

用語の解説

USGS

米国地質調査所(USGS)

米国内務省の機関。「Mineral Commodity Summaries」で約90種類の鉱物について、世界の国別生産量などを毎年公表しています。

e

推計値(e)

その年の生産量を、年が明けてすぐに見込みで出した値。翌年以降の版で実績値に置き換わり、数値が変わることがあります。

t

トン(t)

生産量の単位。1トン=1,000kg。プラチナ・パラジウムは原資料では kg 単位のため、このページではトンに換算しています。

oz

トロイオンス(oz)

貴金属の価格の単位(1トロイオンス=約31.1g)。1トンは約32,150トロイオンスです。XAUUSD などの価格は1トロイオンスあたりの米ドル。

PGM

白金族金属(PGM)

プラチナ・パラジウムなど性質の似た6つの金属の総称。同じ鉱石から一緒に採れるため、USGS も1つの資料にまとめています。

%

シェア

世界の生産量に占める、その国の割合。上位数か国のシェアが高いほど、供給が特定の国に偏っていることを示します。

貴金属の価格は、生産量だけでなく、宝飾・投資・工業の需要、金利、ドルの動き、中央銀行の購入、地政学リスクなど多くの要因で動きます。ここでの説明は一般的な傾向であり、将来の値動きを示すものではありません。
出典:生産量は U.S. Geological Survey, Mineral Commodity Summaries(各年版)。価格は Titan FX の日足(XAUUSD・XAGUSD・XPTUSD・XPDUSD の終値、1トロイオンスあたり米ドル)。
各年の生産量は、実績値が載る翌々年版の数値を使い、最新年のみ推計値(e)。プラチナ・パラジウムは原資料の kg をトンに換算。世界合計は USGS の公表値(丸め値)のため、国別の数値の足し上げとはわずかに異なる場合があります(グラフの「その他」は、上位国以外の国と USGS の「その他」の合計)。当日分の価格は取引中の値です。
データ更新:2026/9/29 21:50:15(日本時間)