ボリンジャー・バンド幅（Titan_BB_width）

インジケーターの概要

ボリンジャー・バンドの幅の変化が一目瞭然

ボリンジャー・バンド幅はボリンジャー・バンドの幅をサブチャートに表示するインジケーターです。

通常のボリンジャーバンドでは細かいバンド幅の変化の確認は難しいですが、このインジケーターを使用すると、バンド幅の変化を効率的に確認できます。

シンプルなライン表示のほか、ヒストグラム（棒グラフ）で表示することもでき、この場合は、前の足からの増減で色が変わる仕様なので、バンド幅の収縮状況を把握しやすくなります。

バンド幅が収縮し力を貯めた後のトレンド発生を狙ったり、トレンドのピークアウトのタイミングを探る場面等で活用できます。

【ボリンジャー・バンド（メインチャート上）とボリンジャーバンド幅（サブチャート）の比較】

ヒストグラムで表示した場合

ヒストグラムで表示した場合は、前の足から増加、減少により、異なる色で表示するので、幅の収縮状況を把握しやすくなります。 デフォルトの設定では、次の画像のように、前の足よりも幅が広がった場合は、緑、前の足よりも幅が狭くなっていた場合は、水色で表示されます。

【ヒストグラム表示をした例】

ライン表示のときはレベル表示と組み合わせがおすすめ

ラインで表示する場合は、インジケーターの設定画面の「レベルの表示」で任意のレベル（水平線）を追加すると、効率的に分析できます。

次の画像のように、指定した水準にレベルを追加することで、幅の変化を把握しやすくなります。

【シンプルなライン表示とレベル表示などを使用し、分析した例】

ボリンジャーバンドの収縮から拡散に向かう動きに注目

ボリンジャー・バンドを使用した分析方法は様々ありますが、バンドが収縮し、力を貯めた後に上下に拡散するような動きとなると、トレンドが勢いづく傾向があります。

ボリンジャー・バンド幅のインジケーターを使うと、このバンドの収縮状況が一目瞭然です。

【ボリンジャーバンドが縮小し、拡散した例】

※このインジケーターはTitanFXのWindows版のMT5、MT4でのみ動作します。

インジケーターの設定

インプット（MT5の場合）、パラメーターの入力（MT4の場合）タブの設定項目

変数名	内容	デフォルト
中心線となる移動平均線の種類	中心線となる移動平均線の種類を選択します。Simple（SMA）、Exponential（EMA）、Smoothed（SMMA）、Linear weighted（LWMA）から選択できます。	Simple
期間	移動平均線の期間を指定します。	20
標準偏差	標準偏差の値を指定します、1〜3を選択できます。	2
適用価格	使用する価格を指定します。	Close price
シフト	表示位置を左右にずらしたい場合に使用します。プラスの整数を入れると右にシフト、マイナスの整数を入れると左にシフトします。	0
表示方法	ラインで表示するかヒストグラムで表示するかを指定します。	ライン

カラー（MT5の場合）、色の設定（MT4の場合）タブの設定項目

MT5変数名	MT4変数名	内容
0	0	ラインのの場合の色、太さ、種類
1	1	ヒストグラムの場合の前回から増加した場合の色、太さ、種類
2	2	ヒストグラムの場合の前回から減少した場合の色、太さ、種類