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日経反落・円は上値重く、ホルムズ緊迫で原油堅調

2026-10-07 13:00 日本時間時点

本日のポイント

  • 日経平均は前引けに一時609円安まで売られた後、後場は下げ渋り70,166円(-0.73%)で推移。朝方までの半導体株主導の急伸に対する短期的な過熱感とインフレ懸念が重荷。
  • ドル円は158.42円(+0.21%)で前日安値158.03円圏からは堅調、東京午後は実需のドル買い・円売り観測が意識されている。
  • アサヒ・キリン・サッポロ・サントリーのビール大手4社に出荷価格カルテル疑いで公正取引委員会の強制調査が入ったと伝わり、ビール関連株に売りが強まった。
  • 日本の8月実質賃金は前年比+1.5%で8カ月連続のプラス、日銀の正常化路線を支える材料として意識されている。
  • ホルムズ海峡で船舶への攻撃が再び激化していると伝わり、原油は底堅い動き。

マーケットスナップショット

指標水準前日比
ドル円158.42+0.21%
ユーロドル1.1241-0.20%
日経平均(取引中)70,166-0.73%
ハンセン指数(取引中)24,154+0.47%
ダウ先物51,780-0.07%
S&P500先物7,880.00+0.08%
ナスダック100先物31,475-0.03%
NY金先物4,173.00-0.34%
WTI原油90.19+0.84%
ビットコイン84,137-1.65%
米10年債利回り5.269%-4.2bp

外国為替市場 — 円は上値重い

ドル円は158.42円(+0.21%)、前日安値158.03円から前日高値158.51円のレンジ内で堅調に推移している。東京午後の為替市況では実需のドル買い・円売り観測が重荷となり円が下落したとされ、158円台前半から半ばへとじり安の展開。ユーロドルは1.1241(-0.20%)で、仏の財政・政治リスクを背景とした安値圏からの戻りは鈍い。アジア時間の残りは円の上値の重さが続きそうだ。

株式市場 — アジア株は高安まじる

日経平均は前引けに一時609円安(70,074円)まで売られ、後場に入っても70,166円(-0.73%)で軟調。米国株が前日に記録的な高値圏を維持したにもかかわらず追随できず、短期的な過熱感とインフレ懸念から自律的な調整が入った形。ビール大手4社への強制調査報道でサッポロなどビール関連株に売りが強まったことも重荷。一方、ハンセン指数は24,154(+0.47%)で底堅く、香港市場は南向・北向資金の取引停止(10/7まで)が続くなかでも底堅さを維持している。後場は日経平均の下げ渋りとハンセン指数の堅調さが対照的な構図が続きそうだ。

マクロ経済 — 日米の指標を見極め

日本の8月実質賃金は前年比+1.5%(9年半ぶりの8カ月連続プラス)となり、日銀の利上げ継続を支える材料として意識されている。日本の長期金利(新発10年物国債利回り)は午前11時時点で3.090%に低下、一時3.095%まで戻す場面もあったが、米金利上昇が重荷との指摘がある。欧州序盤にかけては米金利動向とこうした指標の消化が続くだろう。

コモディティ — 原油底堅く金は一服

WTI原油は90.19ドル(+0.84%)で、中東情勢の不透明感が相場を支えている。もみ合いながらも前日安値88.74ドルからは底堅い。NY金先物は4,173.00ドル(-0.34%)で上げ幅を縮小している。今夜のNY入りまでは原油の底堅さが続きそうだ。

国際情勢 — 中東の緊張続く

ホルムズ海峡で船舶への攻撃が再び激化していると伝わり、タンカーの運賃は過去最高水準との報道がある。トランプ米大統領はサウジアラビアによるフーシ派への対応への関与については慎重な姿勢とされ、紛争の拡大を警戒しているという。中東情勢の不透明感は原油相場を支える材料として意識され続けている。

今後の注目イベント

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