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日経は下げ渋り、上海続落・ドル円158円でもみ合い

2026-10-09 13:00 日本時間時点

本日のポイント

  • 日経平均は寄り付きで一時800円安まで売られたが、前引けは529円安の68,512円、後場は非AI株への買いで下げ渋り、現在68,716円(-0.47%)。ソフトバンクGがOpenAIの年率換算売上高に関する報道への懸念で指数を約243円押し下げている。
  • ドル円は158.05円(+0.16%)で底堅く、前日高安(158.14-157.75円)の範囲内でもみ合い、方向感に乏しい。
  • 上海総合指数は国慶節連休明けの取引で3765.71(-1.21%)まで続落、創業板指は3,000点を割り込み2957.32(-2.61%)。算力(AI)関連のハード株(MLCC・PCB・CPO等)が急落する一方、電池・有機硅株には資金が向かった。
  • 香港ハンセン指数は銀行株主導で24,032(-0.41%)と24,000台を回復、北向資金は64.77億香港ドルの純流入。
  • WTI原油は90.41ドル(-1.18%)に一服。トランプ大統領の「中間選挙前はイラン攻撃せず」との発言とハリケーン接近への警戒が綱引きを続けている。

マーケットスナップショット

指標水準前日比
ドル円158.05+0.16%
ユーロドル1.1230+0.12%
日経平均(取引中)68,716-0.47%
ハンセン指数(取引中)24,032-0.41%
ダウ先物51,583+0.17%
S&P500先物7,836.50+0.26%
ナスダック100先物31,092+0.40%
NY金先物4,200.80+1.05%
WTI原油90.41-1.18%
ビットコイン82,369+0.83%
米10年債利回り5.231%-4.6bp

外国為替市場 — 底堅くもみ合い

ドル円は158.05円(+0.16%)。前日高値158.14円・安値157.75円の範囲内に収まり、株探が「もみ合い、方向感を欠く」と伝えるとおり小幅な値動きに終始している。OANDAは12時時点で「底堅い」とし、米10年債利回りが5.231%まで低下するなかでも円買いは限定的。後場・欧州序盤は、米金利の次の手掛かり待ちで158円台前半でのもみ合いが続きそうだ。

株式市場 — 日経は下げ渋り、上海は大幅続落

日経平均は米ハイテク株安を引き継ぎ寄り付きで一時800円安まで売られたが、前引け529円安(68,512円)から後場にかけて下げ幅を縮小、現在68,716円(-0.47%)。ソフトバンクGがOpenAIの年率換算売上高に関する報道への懸念で指数を約243円押し下げた一方、非AI株には買いが入った。上海総合指数は国慶節連休明けの取引で3765.71(-1.21%)まで続落、創業板指は3,000点を割り込み2957.32(-2.61%)、算力関連ハード株が急落する一方、電池・有機硅株には資金が向かった。香港ハンセン指数は銀行株(匯豊・友邦等)主導で24,032(-0.41%)と24,000台を回復し、北向資金は64.77億香港ドルの純流入。アジア時間の残りは、OpenAI関連の売り圧力が一服するかが相場の分かれ目となりそうだ。

マクロ経済 — 米金利低下、日本も追随

NY市場は時間外。米10年債利回りは30年債入札の堅調な需要を背景に5.231%(-4.6bp)で推移、日本の長期金利も米債高に支えられ3.035%まで低下した。フランスでは国債売りが続き、欧州の信用市場でリスクが意識されている。今夜のNY入りまでは、加雇用統計やミシガン大消費者信頼感(23時)待ちの展開となりそうだ。

コモディティ — 原油は一服、金は堅調

WTI原油はトランプ大統領の「中間選挙前はイラン攻撃せず」との発言を受け90.41ドル(-1.18%)に一服。前日高値90.98ドル・安値87.96ドルの範囲内にある。NY金は米金利低下を支えに4,200.80ドル(+1.05%)まで値を上げ底堅い。原油はイラン攻撃観測の後退で高値圏から後退も、ハリケーン接近への警戒で下値は堅そうだ。

国際情勢 — 緊張は継続、攻撃は選挙後に先送りか

トランプ大統領は中間選挙(11月3日)前のイラン攻撃を否定したが、米国防総省はイランのエネルギー施設等を狙う3日間の攻撃案を策定済みと報じられている。イエメンの親イラン武装組織はリヤドの空港を標的とした攻撃を3日連続で実行しており、イランはホルムズ海峡での主導権奪還を狙っているとされる。米財務省はイラン産原油を運ぶタンカー17隻に新たな制裁を科した。メキシコ湾ではハリケーン接近を受け原油生産の約63%が停止している。ホルムズ海峡での主導権争いが続く限り、原油の下値を意識した神経質な地合いは続きそうだ。

今後の注目イベント

日時(日本時間)国/地域イベント注目点
10/09 21:30加Employment Change (予想 6.1K)カナダの雇用動向、加ドルの短期的な手掛かりに
10/09 21:30加失業率 (予想 6.5%)労働市場の健全性を確認
10/09 23:00米ミシガン大消費者信頼感 (予想 47.5)米個人消費マインドの悪化度合いを確認
10/09 23:00米ミシガン大期待インフレ率インフレ期待の高まりに注目、米金利動向への影響