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ドル円158円台でもみ合い、東京休場でアジア株まちまち

2026-10-12 13:00 日本時間時点

本日のポイント

  • ドル円は158.24円(前日比-0.01%)、ユーロドルは1.1213(+0.06%)と、いずれも前日比0.1%未満の小動きにとどまる。
  • 本日は「スポーツの日」で東京証券取引所が休場。表中の日経平均は直近の参考値で、一方でハンセン指数は+0.12%と底堅い。
  • NY金先物は4,230ドル台と前日の取引レンジ上限(高値4,170.70ドル)を上回る水準まで上昇。中東の地政学リスクが支え。
  • 米国株指数先物(ダウ・S&P500・ナスダック100)はいずれも小幅高で、前営業日(9日)のNYダウ423.31ドル高を引き継ぐ流れ。米10年債利回りは5.24%前後で、前営業日は原油高を背景に債券売りが優勢だった。
  • 地政学面ではフーシ派がサウジ空港を再び攻撃(日経は死者1人と報道)。大型投資イベントを控えた緊張との見方もあり、トランプ氏が主張するロシア・ウクライナの「エネルギー停戦」が実現するかは不透明。

マーケットスナップショット

指標水準前日比
ドル円158.24-0.01%
ユーロドル1.1213+0.06%
日経平均(取引中)69,031-0.02%
ハンセン指数(取引中)24,240+0.12%
ダウ先物52,130+0.39%
S&P500先物7,886.25+0.34%
ナスダック100先物31,241+0.43%
NY金先物4,230.70+0.34%
WTI原油90.24-1.75%
ビットコイン83,488-0.22%
米10年債利回り5.244%+1.3bp

外国為替市場 — もみ合い

ドル円は158.24円、ユーロドルは1.1213と、いずれも前日比0.1%未満の値動きで方向感が出ていない。ドル円は前日高値158.42円・安値157.76円の範囲内でのもみ合いが続いている。新たな手掛かりに乏しいなか、14日の米CPI発表を前に持ち高を傾けにくいとの見方もある。後場・欧州序盤もドル円は158円台前半でのもみ合いが続きそうだ。

株式市場 — 東京休場、米先物は堅調

東京は「スポーツの日」で東証が休場のため、表中の日経平均は直近の参考値にとどまる。香港のハンセン指数は24,240(+0.12%)と底堅い。米国株指数先物は小幅高で、前営業日(9日)のNYダウ423.31ドル高(週間では主要3指数が揃って上昇)を引き継ぐ形。日経は米国の7〜9月期決算が本格化し、IT・エネルギー関連を中心に3割増益との見通しを伝えており、今週は米大手銀行の決算発表シーズン入りも控える。アジア時間の残りも東証休場で商いは限られるなか、米株先物は底堅さを保ちそうだ。

マクロ経済 — 米CPI控えで警戒

仏国債は政治不安を背景に10年債利回りが2002年以来の水準まで上昇し、周辺国(PIIGS)を上回る水準となっている。ブルームバーグはECBが介入に慎重な姿勢と報じ、財政拡張リスクが意識されやすい。日本でも10年物国債の表面利率が3.1%と約30年ぶりの水準に上昇したと財務省が明らかにしており、世界的な金利上昇の流れは日本にも及んでいる。14日発表の米CPIは市場予想が前年比3.6%・コア前月比0.2%で、10月のFOMCで追加利上げ観測が再燃するかが焦点となる。今夜のNY入りまでは14日の米CPIを見極める展開が続きそう。

コモディティ — 金は上値試す

NY金先物は4,230ドル台と前日の高値4,170.70ドルを上回る水準まで上昇し、中東の地政学リスクを背景に上値を試す展開。WTI原油は90.24ドル(-1.75%)で、トランプ氏が表明したロシア・ウクライナの「エネルギー停戦」観測を受けて上昇圧力が後退した一方、サウジのエネルギー施設攻撃も報じられ、強弱材料が綱引きとなっている。後場・欧州序盤にかけても金は高値圏、原油は方向感が定まりにくい展開か。

国際情勢 — 中東とウクライナが再燃

イエメンのフーシ派がサウジアラビアの空港を再び攻撃し、日経は死者1人と報じた。ブルームバーグはフーシ派が犯行を認めたと伝え、大型投資イベントを控えたサウジで緊張が高まっていると報じている。茂木敏充外相はフーシ派による「民間への攻撃は容認できない」と非難した。一方、トランプ氏が主張するロシア・ウクライナの「エネルギー停戦」が実際に実現するかは不透明なままだ。北朝鮮も弾道ミサイルを相次いで発射した可能性があると防衛省が発表しており、地政学リスクは全般に高止まりしている。アジア時間の残りも地政学リスクへの警戒から金など安全資産への需要が続きやすい。

今後の注目イベント

日時(日本時間)国/地域イベント注目点
10/14 21:30米CPI(前年比) (予想 3.6%)9月分。10月FOMCの追加利上げ観測を左右する最重要指標
10/14 21:30米コアCPI(前月比) (予想 0.2%)コアの落ち着きが続くかが利上げ観測のカギ
10/15 21:30米小売売上高(前月比) (予想 0.3%)高インフレ下での消費の底堅さを確認
10/15 21:30米PPI(前月比) (予想 0.5%)CPIに先行する指標としてインフレの上振れ余地を確認
10/15 09:30豪失業率 (予想 4.6%)豪州の利下げ観測への影響を見極め