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原油急伸・米金利上昇で日経続落、香港も軟調

2026-10-09 01:00 日本時間時点

本日のポイント

  • 中東情勢の緊迫化を背景にWTI原油が前日の高値90.98ドルを上回り92.88ドル(+5.21%)まで急伸、ペルシャ湾でのタンカー攻撃拡大が原油輸送への懸念を強めている
  • NY株式市場はイラン情勢を巡る不透明感と原油高・金利上昇が重荷となり場中で続落、ダウ先物は51,244(-0.40%)で推移
  • 米10年債利回りは5.294%(+1.7bp)まで上昇し、FRBのウォラー理事は追加利上げが必要との見方を示しつつ実施時期には柔軟性があると述べた
  • 東京市場は原油高を受けた売りで日経平均が69,042円(-1.42%)と7万円を割り込み続落、香港ハンセン指数も23,786(-2.04%)まで値下がりした
  • 今晩は加の雇用統計・失業率と米ミシガン大消費者信頼感の発表を控える

マーケットスナップショット

指標水準前日比
ドル円158.32+0.18%
ユーロドル1.1194-0.04%
日経平均(終値)69,042-1.42%
ハンセン指数(終値)23,786-2.04%
ダウ先物51,244-0.40%
S&P500先物7,823.75-0.37%
ナスダック100先物31,211-0.61%
NY金先物4,137.70-0.07%
WTI原油92.88+5.21%
ビットコイン81,001-2.73%
米10年債利回り5.294%+1.7bp

外国為替市場 — ドル底堅い、円は上値重い

ドル円は158.32円(+0.18%)で、前日高安(158.37-157.57円)の範囲内で底堅く推移している。米金利上昇とウォラー理事の追加利上げ発言を受けたドル買いが続き、NHKは「円相場 小幅に値下がり インフレ懸念で円が売られる」と伝えた。ユーロドルは1.1194(-0.04%)で前日安値1.1176に近い水準にあり、仏の財政・政治リスクが重荷となっている。東京寄り前にドル買いが続けば、ドル円は前日高値158.37円を上抜け158円台後半を試す展開も想定される。

株式市場 — 原油高・金利上昇で上値重い

NY株式市場は場中、原油急伸とイラン情勢を巡る不透明感、金利上昇が重なり軟調に推移しており、株探は「ダウ平均は続落」と伝えた。欧州市場も同様の地合いで軟調推移とみられる。東京市場は原油高を受けた売りで日経平均が69,042円(-1.42%)と7万円を割り込んで続落(株探「東証続落、終値7万円割れ」)、香港ハンセン指数も23,786(-2.04%)まで値下がりした。NY後半にかけて金利上昇が続けば、ダウ先物51,244から一段の調整を試す可能性がある。

マクロ経済 — 金利上昇・インフレ警戒

米10年債利回りは5.294%(+1.7bp)まで上昇し、NHKは「歴史的水準の長期金利」と伝えている。FRBのウォラー理事は追加利上げが必要との見方を示す一方、実施時期には柔軟性があるとした。米新規失業保険申請件数は小幅減で7月以来の低水準にあるが、レイオフはなお限定的とブルームバーグは伝えている。アジア序盤は5.294%までの金利上昇とFRB当局者発言への警戒が続きそうだ。

コモディティ — 原油急伸、金は小動き

WTI原油は中東情勢の緊迫化を受け前日の高値90.98ドルを上回り92.88ドル(+5.21%)まで急伸、株探は「ペルシャ湾でタンカー攻撃拡大 原油輸送に懸念」と伝えた。NY金先物は4,137.70ドル(-0.07%)とほぼ変わらずで、前日の高安(4,197.80-4,091.20ドル)の範囲内での推移。東京寄り前に原油高が一段と進めば、92.88ドルからさらに資源国通貨や資源株への波及にも注意したい。

国際情勢 — 中東緊迫化が原油を押し上げ

中東ではイラン情勢を巡る緊張が続き、ペルシャ湾でのタンカー攻撃拡大が原油供給への懸念を強めている。この不透明感がNY株式市場の重荷となり、原油価格を押し上げる要因となっている。事態の収束が見えない限り、原油高・リスク回避の流れが続きやすい。

今後の注目イベント

日時(日本時間)国/地域イベント注目点
10/09 21:30加Employment Change (予想 6.3K)雇用者数の増減ペースを確認、米利上げ観測への影響に注目
10/09 21:30加失業率 (予想 6.5%)労働市場の緩みの度合いを見極める
10/09 23:00米ミシガン大消費者信頼感 (予想 47.5)消費者マインドの底堅さを確認
10/09 23:00米ミシガン大期待インフレ率短期インフレ期待の動向に注目