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リヤド空港攻撃で中東緊迫、東京はスポーツの日で休場

2026-10-12 01:00 日本時間時点

本日のポイント

  • サウジアラビアの首都リヤドにあるハリド国王国際空港のターミナル4が10日に攻撃を受け12人が死亡、309人が負傷。トランプ米大統領はフーシ派への軍事行動に米国が「参戦することも検討している」と表明
  • ホルムズ海峡では11日、マーシャル諸島籍タンカーが投射物による攻撃を受けた(乗組員は無事)。イラン当局は海峡開放の要求を拒否
  • トランプ氏はロシアとウクライナが「エネルギー停戦」に合意したと表明。NY外為市場ではロシアの軽油供給合意が材料視された
  • 前週末(9日)のNY株式市場はダウ平均が423.31ドル高(+0.82%)で取引を終え、週間ベースでは主要3指数がそろって上昇
  • 本日(12日)は「スポーツの日」で東京市場は休場。米国もコロンブスデーで債券市場・銀行は休業(株式市場は通常取引)

マーケットスナップショット

指標水準前日比
ドル円158.25+0.29%
ユーロドル1.1206-0.09%
日経平均(終値)69,031-0.02%
ハンセン指数(終値)24,211+1.79%
ビットコイン83,818+1.09%
米10年債利回り5.244%+1.3bp

外国為替市場 — 様子見

ドル円は158.25円(+0.29%)と、前日高値158.42円に接近する水準で底堅く推移している。ユーロドルは1.1206(-0.09%)とフランス国債急落を背景にした欧州の政治・財政リスクで上値が重い。中東情勢の緊迫化で質への逃避も意識されるが、ドル円自体は明確な方向感を欠く展開。休場明けとなる13日の東京市場では、ドル円は158円台前半でのもみ合いが続きそうだ

株式市場 — 底堅い

前週末のNY株式市場はダウ平均が423.31ドル高で取引を終え、週間では主要3指数がそろって上昇した。日経平均は前週末69,031円(-0.02%)、ハンセン指数は24,211円(+1.79%)で取引を終えている。本日は東京市場が「スポーツの日」の祝日で終日休場のため商いは発生せず、次の取引は13日の再開を待つ形となる。13日の東京再開に向けては、前週末の米株高が追い風となりそうだ

マクロ経済 — 分岐

フランス国債が急落(利回り上昇)し、欧州発の債券売りが波及するとの懸念が広がっている。米国ではFRB当局者の多くが追加利上げを支持する姿勢とされ、インフレの上振れリスクへの警戒が根強い。日銀の植田和男総裁も物価上振れリスクを警戒しつつ利上げを進める考えを示しており、同総裁は13日からタイに出張しG20に出席する予定。14日の米CPI発表を控え、主要中銀の利上げペースを巡る思惑は交錯しやすい

コモディティ — 上振れ

NY金は4,216.30ドルと、前日高値4,170.70ドルを上回る水準まで買われ、中東情勢の緊迫化を受けた質への逃避が支えとなっている。WTI原油は前日に一時93.20ドルまで買われた地合いから91.85ドルに水準を切り下げたが、ホルムズ海峡でのタンカー攻撃を受けた供給懸念は根強い。中東発の供給リスクは当面、原油・金の下値を支える材料であり続けそうだ

国際情勢 — 緊迫

サウジアラビアの首都リヤドにあるハリド国王国際空港のターミナル4が10日に攻撃を受け、12人が死亡、309人が負傷した。国際社会は民間施設への攻撃を非難し、トランプ米大統領はフーシ派への軍事行動に米国が「参戦することも検討している」と述べた。フーシ派は、サウジが軍事行動を続ければ対等の原則に基づき報復すると表明している。ホルムズ海峡では11日、マーシャル諸島籍タンカーが投射物による攻撃を受け(乗組員11人は無事と報告)、イラン最高国家安全保障委員会の高官は海峡開放の要求を拒否し、米国の対イラン提案への回答は「不十分」だと述べた。一方でトランプ氏は、ロシアとウクライナが「エネルギー停戦」に合意したと表明している。中東・ウクライナを巡る情勢は流動的で、安全資産への逃避がドル円・原油・金に与える影響を注視したい

今後の注目イベント

日時(日本時間)国/地域イベント注目点
10/14 21:30米CPI(前年比) (予想 3.6%)FRBの利上げペースを左右する最重要指標
10/14 21:30米コアCPI(前年比) (予想 2.5%)基調インフレの鈍化度合いが今後の利上げ幅見通しを左右
10/15 09:30豪Employment Change (予想 20.0K)豪準備銀行の金融政策観測に影響
10/15 15:00英GDP(前月比) (予想 -0.1%)予想を下回ればポンド売り材料に
10/15 21:30米小売売上高(前月比) (予想 0.3%)個人消費の底堅さを確認する材料
10/15 21:30米PPI(前月比) (予想 0.5%)CPIに先行し物価動向を占う材料