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日経続落、香港は逆行高 金3,900ドル割れ・原油104ドル台

2026-11-02 01:00 日本時間時点

本日のポイント

  • 金曜(30日)のNY市場はAI投資への懸念から軟調。ナスダック総合は一時3.85%下落し、ダウも51,770.31ドル(-1.09%)まで下落した。
  • 日経平均は金曜に-2.12%の63,290円で大引け。一方、香港ハンセン指数は+1.46%の23,294で逆行高となった。
  • 暗号資産大手バイナンスが北朝鮮関連ハッカー集団から63億ドル相当の攻撃を受けた。ビットコインは現在77,858ドル(+0.54%)まで持ち直している。
  • 金は米長期金利の低下下でも3,900ドルを割り込み、WTI原油は中東の地政学リスクを背景に104ドル台まで上昇した。
  • 今週は11月3日の米中間選挙、豪州・英国の金融政策決定、米ISM製造業指数など重要日程が集中する。

マーケットスナップショット

指標水準前日比
ドル円157.80+0.10%
ユーロドル1.1183+0.02%
日経平均(終値)63,290-2.12%
ハンセン指数(終値)23,294+1.46%
ビットコイン77,858+0.54%
米10年債利回り4.929%-6.0bp

外国為替市場 — 小幅な値動き

ドル円は157.80円(+0.10%)と小幅な値動きで、前週末(30日)の高安レンジ(158.10円~157.61円)付近での推移が続いている。ユーロドルも1.1183ドル(+0.02%)とほぼ横ばい。11月3日の米中間選挙や豪州・英国の金融政策決定を控え、積極的な売買は手控えられやすい。11月3日の米中間選挙の結果が見えるまで、ドル円は方向感に乏しい展開が続きそうだ。

株式市場 — 続落、地域で明暗

日経平均は金曜(30日)に1,369円安(-2.12%)の63,290円で大引けとなり、AI・半導体関連への売りが続いた。米国でもAI投資への懸念からナスダック総合が一時3.85%下落する場面があり、ダウも51,770.31ドル(-1.09%)まで下落するなど、ハイテク株中心に売りが広がった。一方、香港ハンセン指数は+1.46%の23,294で逆行高となり、地域間で値動きが分かれている。シカゴ日経平均先物も軟調で、週明けの東京は戻りを試すか上値の重さが続くかが焦点となる。週明けの東京では、米ハイテク株安の流れを引き継ぎ上値の重い展開が続きそうだ。

マクロ経済 — 中間選挙と金融当局発言に注目

FRBのウォーシュ議長は金融政策について「一定の効果はあるが確たる結論は出ていない」と述べ、慎重な姿勢を示した。11月3日の米中間選挙を控え、結果次第でAI関連株や日本の防衛関連株の明暗が分かれる可能性があるとブルームバーグは指摘している。中国では10月の製造業景況感指数が節目の50を下回る49.3となり、内需の弱さが続く。国内では11月に約1,500品目の食品値上げが予定されており、物価動向への関心も高い。11月3日の中間選挙の結果と週後半の豪州・英国の金融政策決定が、今週の相場の鍵を握りそうだ。

コモディティ — 金はさらに下落、原油は上昇

金は4,000ドル割れからさらに値を下げ、現在3,898.90ドルと節目の3,900ドルも下回っている。米長期金利の低下にもかかわらず金に売りが出ている点が特徴で、ドル高・利益確定売りが優勢とみられる。一方WTI原油は104.12ドルまで上昇し、前週末の高値(103.00ドル)を上回って底堅い。戦争リスクなど中東の地政学リスクが根強く残っていることが背景にあり、OPECプラスは12月も生産枠を維持する方針を決定している。中東情勢が落ち着かない限り、原油の底堅さと金の軟調という組み合わせが週明けも続きそうだ。

国際情勢 — 中東安定へ外交努力

高市首相は国際会議向けメッセージで中東の緊張緩和へ「粘り強く外交努力を続ける」と表明した。ウクライナでは停戦地域における人道支援の継続で合意し、750人超の避難希望者への対応が進められている。G20外相会合では茂木外相がサプライチェーンでのG20協調を呼びかけるなど、エネルギー・資源の安定供給に向けた外交も活発化している。中東とウクライナ情勢の不透明感は、週明けのエネルギー・為替市場にも影響を及ぼし続けそうだ。

今後の注目イベント

日時(日本時間)国/地域イベント注目点
11/03 00:00米ISM製造業景況感 (予想 54.7)製造業の拡大・縮小の境目(50)超えが続くか
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